科学の芽

自然科学


図書館から借りてきて今読んでいる本。この本にとっても感動している私。

もっと知りたい!「科学の芽」の世界。

「科学の芽」賞はご存知ですか?

「科学の芽」賞というのがあって、
青少年を対象にした科学コンクールのことらしいのだ。
日本で2番目にノーベル賞を受賞した朝永振一郎先生(ともなが しんいちろう)の
生誕100年を記念して、筑波大学で行われ始めた事業の一環である。
今年で3回目を迎えているのだけど、
この本は今までに受賞した作品をそのまま紹介してくれている。
小・中・高と、どれも素晴らしい研究作品ばかりで、
こんな難しいテーマに子供が挑んでいるの?!と感心せずにはいられないし、
そして調べ方、予想、考察、まとめ方、全てが「素晴らしい」の一言なのだ!
(受賞作品の研究は、筑波大学のHPからも見ることが出来ます。こちら

朝永先生の生誕100年を記念して行われ始めたこのコンクール。
「科学の芽」という名前がついている。
これは、京都で行われた座談会で、
朝永先生が「京都の子供たちに向けた言葉を・・・」と要請され、
色紙に書いた言葉にちなんでつけられたそうだ。
(この色紙は現在京都市青少年科学センターに所蔵されています。実物が見たい!)

そのとき朝永先生が色紙に書かれた言葉が、とても素晴らしいので
このブログでも取り上げてみたい。
既に有名な言葉かもしれないけど、
「科学者になりたい!」と既成概念にとらわれず、
日々「不思議なこと」に目を向けている息子を持つうちでは、家訓になりそうだ。!!

ふしぎだと思うこと
これが科学の芽です


よく観察してたしかめ
そして考えること
これが科学の茎です


そうして最後になぞがとける
これが科学の花です

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