雇われて一生を捧げるのか?それとも・・・

仕事・社会情勢

短期派遣で働きだして1週間がたちました。なんと!既に毎日残業、残業の日々で、2時間から3時間の残業をしています。職場が超繁忙期のために募集した短期派遣要員ですので仕方ないのですが、久々の社会復帰なのに社畜化され、エネルギーを吸い取られ、疲弊してしまっています。休日出勤まで依頼された時はさすがにお断りしました。

当たり前ですが、帰りが毎晩遅いため、何もするエネルギーが残っておりません。疲れ切って帰ってくる私のためにパートナーのEさんが晩ご飯を作ってくれています。ありがたい。

残業が多くても、ゴールが見える短期派遣と割り切っているため残業ができるのですが、これが正社員などでゴールの見えない延々と続く毎日なら精神を病んでいくだろうなあ・・・と思いました。仕事と家に帰って寝るだけの生活では、人間的な生活は一切できませんから。

パートナーのEさんは、

日本の会社は本当にやばいね

と言っています。

日本の会社員生活は、低賃金、長時間労働で世界的に有名です。私の今の生活を見て、「ああ、やっぱり。日本だ。」と。

求人募集を一緒に見ていても、Eさんは「日本は信じられないくらい給料が安いね。」と言っていました。時給が千円くらいのプログラマー募集の求人情報を見つけたときにはドン引きしていましたし、安い賃金で長時間労働をする日本人を憐れむような表情をしていました。

ちなみにEさんはフリーランスで働いており、取引先企業は日本ですが、その企業に在籍している社員の国籍は様々で海外の各地に在住しているため、賃金体系は国際基準になっており、日本人の給料よりは高く、つまりEさんは欧米基準の収入を得ているわけです。(そして彼は特別なスキルを持っているため、さらに上乗せされた収入を得ています。)

彼のように国際標準で働いている人からみたら、「日本人は一体何をしているんだ?!」ぐらいの感覚なのかもしれません。欧米人の感覚はそんな感じなんです。これが現実です。

職場では私より先に入っていた短期派遣さんが数人いますが、年配の方もいました。ペーパーワークとそれに伴った作業が多い仕事なのですが、年配の方のワークスピードは、入職して1週間の私より遅くて驚いてしまいました。やはり年を取ると老眼で書類の読み取りに時間がかかり、頭の回転も遅くなるため判断力が鈍り、仕事のスピードが遅いのだろうなあと感じずにはいられませんでした。

誰でも年をとるのは避けられないことなのですが、高齢の方には高齢の方向けの仕事があるように思います。事務的な仕事だから体力がない高齢者でもできると思ったのでしょうが、同じ作業をして若い人より作業ができないのであれば、同じ時給をもらってはいけないと思います。高齢になってまで、派遣やパートで単純作業の仕事をすることは、同じ職場で働く若い人に尻拭いをしてもらうことになりかねません。(ずっとやり続けていた仕事なら別ですが。)

雇われて仕事をするのには、やはり年齢的な限界があるのだなあと考えさせられました。年を取っても働いて自分を養っていく必要があれば、自分で事業を起こし、自分の経験とスキルで仕事をしていくことが必要なのだなあと思いました。自分のこれからを考えさせられた1週間でした。

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