私たちはどう生き抜くべきか?地域別最低賃金と消滅自治体の関係性

仕事・社会情勢

2025年の全ての都道府県の全国最低賃金改定額が決定し、10月から順次、発効されていきます。

最低賃金の発効日は、全国一律ではなく、都道府県によって異なります。

知ってました?

地域別最低賃金の全国一覧はこちらから

早いところでは、この10月から最低賃金がアップしますが、遅いところだと、なんと!!

来年の3月31日なんですよ!

その県は・・・・

秋田県です。

秋田県は最低賃金額の改定額について、だいぶもめていたところですよね。ニュースで見ました。そして現在の最低賃金額も全国ワースト1です。

秋田県は消滅可能性自治体ナンバーワンにもなっています。

消滅可能性自治体割合ワーストランキング

仕事のないところ、持続可能性のない、給料の低い企業ばかりの自治体には人は残らないと思わせるデータです。

秋田県に在住の方には申し訳ないですが、私たちがこれからの厳しい時代に生き残るためには、どの地域に住むべきなのかを考えさせられるサンプルになるのではないかと感じました。

最低賃金額やその発効日によって、その地域の未来が見えるように思いました。

なぜ、私がこんなことを述べるのかと言いますと、現在私もパート先を探しているからです。求人情報をみていると感じるのですが、最低賃金発効日ギリギリまで最低賃金で人を雇いたいと思っている企業と、その先も見据えて、最低賃金プラスαできちんと人材を確保したいと思っている企業とでは、明らかに事業構想に雲泥の差があると思うのです。持続可能なビジネスを展開しようと戦略を練っているかどうか、こういうところにもその企業の未来がはっきり見えてきます。

それにしても・・・求人情報をみていますと、どの企業も苦戦しているのがわかります。

最低賃金募集のところは多いですし、プラスαといっても、たいした額ではありません。そして社会保険を付けない前提の募集もたくさんあって(週19時間以内労働の募集)、人を雇うということのハードルが高くなっているのだなあ・・・と感じずにはいられません。

息子は東京でアルバイトをしていたこともあり、地方の求人事情を憂いており、私の転職活動状況に驚いています。東京はそもそも最低時給の募集などほぼなく、高時給のアルバイトが多いようです。そうでもしないと人材確保が難しいということなのでしょう。

労働者の社会保険も賄えず、最低賃金しか払えないような企業は、言い方はきつくなりますが、淘汰されなければいけないのだと思います。

これだけ日本の経済が停滞し、お金儲けができなくなっている社会構造や物価高に歯止めが効かなくなってきますと、我々一庶民労働者は、個人の力でどれだけ稼いでいくかを考えていかなければならないのだと思います。もはや企業に所属し、頼った働き方をする時代ではなくなってきているのかもしれません。以前からそう言われてきていますが、この先は特にそのような時代になってくるのでないでしょうか。

そのため副業をする人が増えてくるのでしょうが、SNSは怪しいお金儲け情報商材広告がまん延していて、アフリエイトだらけのInstagram、スキマバイトのギグワーカーなど、言葉はきついですが、庶民が無い知恵を振り絞って、ばたばたともがいて暴れているようにしか見えません。もはや社会はとんでもない方向に向かっているなあ・・・と感じます。

私たちはこの先、どう生きるべきなのでしょうか?生き抜くことが本当に難しい時代になってきたと感じずにはいられません。

私は一応、10月からパート先が決まりました。週3回勤務で社会保険が入れるように働くことにしています。そして個人事業主としても開業し、事業を始めました。

決まった新しいパートは、周囲から「え?」と驚かれるようなところです。(笑)誰も私がそのようなところで働くとは想像していなかったようです。面接でも「今までとは全然違う職種ですが・・・」と質問されました。実はブルーワーカーの仕事を選びました。体を使った仕事をしたいと思ったんです。これからのAI時代、なんだかんだと言っても体を使った仕事はなくなりませんから。続くかどうかわかりませんが、ものすごく自分に合わない仕事内容、オペレーション、人間関係でない限り、続けようと決めています。

今まで(病院の仕事)と違って、じいさん、ばあさんの相手はしなくても良さそうなので、それもいいなあと思いました。(生死に関係ない仕事というのも気が楽)若さに触れて、若返りたいとも思います!

個人事業のほうも、少しずつ業績を伸ばして法人成りできるようにしたいと思います。まずは地道に頑張ってみようと思います。

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