木曜日、Tさんはいませんでしが、Yさんがジムにいました。今日も二人はバッティングしませんでした。ちょっとホッとした私。Yさんは私に近づくことも話しかけてくることもありませんでしたが、彼の視線を感じ、パッと彼をみると、
目が恋する人の目になっていました。
とんでもなくとろけたようなキラキラした愛おしい人を見る時のようなあの目です。
目が合いましたが、全く反らす気もないようでじっと見つめてくるYさん。
あ、そういうことね。
もう自分の好意を隠すつもりはなく、私が彼の好意に気づいていることも気づいているんだなあと思いました。
私は彼の目を見て微笑みました。
彼は好意に気づいた私を観察し、私の反応をみていると思いました。反応が良ければTさんは告白しようとしているように感じました。私は結論を出さなくてはいけないのかもしれません。
金曜日、Tさん、Yさんの二人がジムにいて、バッティングしました。あの事件以来初めてです。
Yさんは離れたところにいて私に近づいてくることはありませんでした。私はTさんと一緒にいました。それでもYさんは、邪魔にしに来ることもなく、私に視線を向けることもなく、見ないようにしているようでした。多分Yさんの心の中は気が気でなかったと思いますが、月曜日のような出来事は起こりませんでした。
Tさんが帰った後、私も帰ろうとしていましたが、ちょっとだけ懸垂をして帰ろうと懸垂をしていたら、後ろにYさんが・・・・
「やっぱり懸垂、強いですね~」
話しかけられて、無視するようなことは不自然ですし、私はフフフと笑いながら、「懸垂好きですしねっ」と言いました。
そして、「できないことがあるんですけど、どうやったらできますか?」と彼にノウハウを質問すると、Yさんは理論的に丁寧に説明してくれました。
「なるほど・・・じゃ来週からそれ、やってみますね。」と私が言うと、
「僕、来週帰省するんです。」
「あ、お盆休みですね。」
「そうです。チケットが取れないかと思ったけど、取れたので・・・。来週は月、火、水とここに来ますから。」
「???」
別に、彼のスケージュールは気にしてないんだけど、なんでわざわざそんなこと言うのかな・・・と思いましたが、
「来週は月、火、水とここに来ますから。」→変換「月、火、水はここにいるから、来てください。帰省して数日間会えないので、月、火、水に会ってください」
という意味なのね、とわかりました。
やっぱり好意は隠す気がないんですね、Yさんは。私の反応をみているんだと思いました。
「はい、わかりました。」と私は素気なく答えました。
Tさんのことがずっと気になっていて、やっと両想いになりかけている今、
Yさんがいなかったら、このままTさんとの関係を作っていくつもりでした。多分Tさんと付き合えると思います。
でも、やっぱりYさんも気になるんです。どちらもそれぞれ別の魅力があり、甲乙つけがたい。
比較はできません。どちらも良さがあります。
Tさんにはこういうところがあって、Yさんにはこういうところがあって・・・と二人の良さを比べても永遠のループにはまってしまうんです。どちらが自分に合っているのか、それもわかりませんでした。なぜならまだ、会って日が間もなく、情報が少ないからです。
そんなに早く結論を出さなくてはいけないのでしょうか?私にはもう少し時間が必要です。ゆっくり時間をかけて、お互いを知り合って、Goサインを出したいのですが、きっとYさんは待ってくれなさそうです。気持ちが高ぶって、前に進みたがっているように思いました。男性の方が恋愛初期は一気に盛り上がる傾向があるので、仕方ないのかもしれませんが・・・
Yさんも始めはもう少し時間をかけようと思っていたんだと思いますが、Tさんの行動によって一気にスイッチが入ってしまったのかもしれません。
二人を比べても答えはでないので、どちらかがいなくなったとき、私はどちらを必要とするかを仮定して考えてみました。失って始めて気づく・・・・ってヤツです。
そのように仮定してみると、答えがなんとなく導き出されてきました。
二人の時間を作らないと何もわかりませんし、互いの関係を深めることもできませんから、少しづつ様子を見ながら私からアクションを起こそうと思います。
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