お盆期間中に1年ぶりの帰省をしていた息子。
「帰省、いいねー。楽しかったぁ・・・」と大満足で帰っていきました(笑)
息子は博士課程に進学しないことを決めたらしく、現在就活中です。現代の就活事情に詳しくない私は、息子の帰省中に今どきの令和の就活戦線をたっぷり聞かされたのでした。
息子はハイクラスの大手企業ばかりを受けているようです。学歴フィルターには一切かかることはなく、「ES(エントリーシート)や最終選考までの試験は全て免除するので、うちに受けに来て欲しい」という有名企業からのスカウトメールが相次いで止まないそうです。
自身が受けに行く企業では、インターンシップを含め、残っている学生は東大、京大、海外大ばかりで、早慶の上位学部が一人、二人いるかいないか、時々企業によっては旧帝大クラス(東大、京大除く)がいるかいないか、だそうです。MARCHクラスに至っては皆無だとのこと。
それはもう、間違いなく学歴フィルターがある のだと思いました。
「学歴フィルター、あると思うよ。」とあっさり息子。
旧帝大(東大、京大以外)の友達が、ある企業を受けに行った時のこと。最終面接で面接官に、
「君、xx大学だよね?うち、エリートしかいらないから。」とばっさり切り捨てられたそうです。
えーーーーー!!旧帝大でもダメなの?!どんな会社!
私は、真っ青に青ざめました。
「僕もそれ聞いてびっくりした。そんなこと最終面接で言う?学歴フィルターがあってもいいけど、それならESの段階で切って欲しいよね。お互いに時間の無駄だわって、それ聞いてマジで思った。学歴フィルターは確実にあるね。業界は〇〇とか、●●とか・・・」と息子。
なんか、息子はすごい世界で戦っているんだなあ・・・と思いました。
学歴が大好きな学歴重視企業もあるらしいです。
ちょっとこれ以上は現在息子が就活中ということもあり、ネットでは書けない情報ばかりなのですが、息子の就活が終わり就職した暁には、一般就活とは異なるハイレベルな上澄み就活戦線を書いてみようかと考えています。貧民には想像を超える強烈な内容でした。(もしかするとあまりにすご過ぎて一生書けない場合のほうが想定されますが・・・)
就活ではやはり自身は優遇されていると感じるそうで、理系東大院のネームバリューの偉大さを感じるそうです。
今回息子から現代の新卒就活事情を聞き、新しいワードを学びました。
●就活選抜コミュニティ
●ボスキャリ(ボストン キャリア フォーラム)
詳しくは説明しませんので、興味のある方はググってみてください。
ハイクラス大手企業の就活をする際は、このようなものを利用するらしいです。
社長との直接座談会などクローズドな就活も可能になるそうです。
1年会わない間に、息子が遠い存在に思えてきました。私は口をぽか~~~~んと開けて息子を見上げているような感覚です。
就職して、社会やビジネスについて学んだ後、起業すると息巻いている息子。パートナーのEさんの知り合いにはたくさんの外国人エンジェル投資家たちがいますので、息子に実力があれば紹介してもらい、援助してもらうこともできるのではないかと思っています。
まだまだ先の話ですが、どんどん私の知らない息子になっていくような気がします。