バトル寸前の事件が起きた次の日の火曜日、Yさんは私に一切近づいてくることなく、話しかけてくることもありませんでした。Tさんはその日はジムには来ていませんでした。 私は一人で静かにトレーニングに励むことができました。いつも私に話しかけてくるYさん、昨日のことを反省したのか、私に合わせる顔がなかったのかわかりませんが、関りがなければそれはそれでまあいいか・・・と思い帰ろうとしていた矢先、Yさんは私に近づいてきました。
”あ、やっぱり近づいてくるんだ・・・”と思いつつ、
少し気まずかった私は何か話さなくちゃと思い
「今日は人が少ないですね」
とYさんに言いました。その日のジムは空いていて、閑散としていたのです。するとYさんは
「うん、今日はいない。」
と答えたので、
「火曜日は人が少ないですよね~」
と私が返答すると、
「そうじゃなくて、今日はTさんがいない」というのです。
もう、この一言に私はびっくりしました。どんだけTさんに敵意をむき出しなんだと・・・。
なるほど、今日はTさんがいないから私に近づかなくとも奪われる心配がないから放置されてたのか・・・と合点がいきました。男性の嫉妬心は怖い!
次の日の水曜日はTさんがいましたが、Yさんはジムにいませんでした。Tさんとはトレーニングの話をして、Tさんが言ったことのある山の綺麗な写真を見せてもらったりして、ゆっくり楽しく会話ができました。やはり、Tさんは私がTさんへ好意があることを感づいているし、距離を縮めにかかっていると思いました。両想いになりかけているように感じます。穏やかな時間が流れていて幸せでした。ですが、今日はYさんがいなかったから穏やかな時間でしたが、今後TさんとYさんの二人がバッティングしたらどうなるのかと気が気ではありませんでした。
続く・・・
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