2022年 あけましておめでとうございます 

生き方

あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年は引き続きコロナ禍であり、社会的には苦しい状況だったと思いますが、
私的には非常に落ち着いた一年であり、また嬉しい充実した年となりました。

息子が20歳で成人したこと、いくつかの給付型奨学金制度の奨学生に採用され、経済的な心配が大学卒業時まで必要なくなったことで、シングルマザーとしての肩の荷が下り、心から笑えるようになった気がします。自分ではそんなに意識はしていませんでしたが、離婚してから子育ての責務を一人で果たさなければいけないという緊張感がずっとあったのかな・・・と思いました。

これからは少し自分にお金と時間をかけてもよいのではないかと、今までのご褒美を自分に少し与えてもよいのではないかと思い、念願だった運動を始めました。ジムで筋トレをし、体づくりをした上でボルダリングを再開しました!

体がある程度出来上がっていたせいか、ボルダリングを久しぶりにしても筋肉痛とは無縁でしたし、壁を登ることができました。今年はボルダリングが上達できるといいなあ・・・と思っています。

仕事は相変わらず派遣社員として病院での勤務となりますが、だいぶ慣れてきたこともあり、今年は副業も始めたいと考えています。

急性期病院で勤務をしていると、常に死と隣合わせの患者様と接することもあり、気分が重くなることがあります。どのように声をかけていいのかわからなくなることもあります。そのような環境にいると、体が思うように動き、元気で、美味しく食事を食べれてよく眠れることは当たり前ではなく、今の自分がどんなに幸福であるのかを実感し、感謝の念すら湧いてきます。今できることを精一杯やり、命が尽きるまで自分を大事にして生きていきたいと強く思うのでした。

人生は山あり、谷あり。辛いこともたくさんありますが、辛いことから学ぶことはたくさんあり、その経験を糧にしていけると、人生はより充実したものになるのではないでしょうか?

「人生は筋トレなり」と最近思います。(筋トレし過ぎ?!笑)
筋トレをしているときは苦しいのですが、その苦しさを超え、諦めないで自分に打ち勝ったとき、確実に自分に還ってきます。


無重力の宇宙では筋肉を動かす必要がありませんから、宇宙飛行士は地球に帰還すると筋肉が弱って、歩けない。ですから宇宙飛行士はトレーニングをして地球で生活できるだけの筋肉をつけますよね。筋トレができるのは重力のおかげなのですが、その重力という負荷のおかげで私たちは強くなれる・・・

人生も似たようなものだと思います。負荷のない、重力のないふわふわした楽ばかりの人生は腑抜けた薄っぺらいものなのではないでしょうか?人生に多少の負荷は必要で、より負荷を(筋トレ)かけることによって、より強くなり、深みのある人間に成長できるように思います。シングルマザーとして苦労した私の人生も筋トレのようなもので、決して無駄なものではなかったと、そう感じた一年でした。

皆様にとって今年も良い年でありますようにお祈りし、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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