ひたすら私の機嫌をとる彼

生き方

スキンシップができるようになってからというもの、彼はジムでもこっそりと私を触ってくるようになりました。会えない日があるとLINEで「会いたい」とちゃんと表現するようになり、反応が素直で面白いなあと思います。今週末もデートに行かないかという誘いがありましたが、私は先約があったのでお断りをしました。

水曜日、仕事でかなり嫌なことがありました。仕事のできない新人さんは相変わらず仕事ができません。彼女は既に入職して3か月以上たっています。彼女の能力は今の職場には発揮できないのだと思います。はっきりと話すことができず、患者のペースに巻き込まれて、対応にいちいち時間がかかってしまい、仕事のペースも遅いため機械的にこなす仕事でもものすごく時間がかかるのです。彼女はスピード感をもって処理しなければいけない職場には向いていないと思われます。クリニックで少数の患者を相手にするのであれば問題ないのでしょうが、大病院で大量の患者を相手に合理的な判断をし、効率的に仕事をこなさなければいけないような今の病院ではかなり無理があるのだと感じます。そして本人もそれに薄々と気づいているように思います。新人さんが完全にキャパオーバーで仕事をしているのを毎日感じます。ですが、ここで求められている能力は、大量の患者さんを効率的に回すこと。それができなければ本人が自分の能力をあげるためにどうすべきかは自分で考えてもらう必要があり、私たち同僚が口を出すことではありません。・・・と、頭の中ではわかっていたのですが、とうとう私は堪忍袋の緒が切れて、口に出して本人に言ってしましました。

交代でする当番の仕事があるのですが、彼女は未だにそれを一人でできず、残してしまったり、誰かに手伝ってもらわないと業務内の1日で終えることができません。どんなに忙しくないときでさえできません。はっきりってそれは論外です。能力がなければ辞めてもらわなければなりません。

彼女の当番の次の日は私が当番なのですが、彼女が残した大量の仕事を次の日に私がやっていたのですが、とうとう私の中で、堪忍袋の緒が切れてしまったのです。

なぜ、私が自分の分の仕事と、彼女の分の二人分をやらなければいけないのか?!

私は彼女の上司でも先輩でもありません。対等な立場の同僚派遣社員です。

その日、彼女の仕事も自分の仕事もこなしたあと、私は新人彼女に昨日は忙しかったのか、なぜ当番の仕事を昨日できなかったのかを質問しました。

彼女の答えはこうでした。「まだ慣れていない」

入職して既に3か月以上たっていること、皆当番の仕事は業務時間内に自分一人でやり切っていること、忙しくない日はこれくらいはこなしてもらわないと困ること、できないのなら自身で効率的にできる方法を工夫する必要があることを彼女に伝えました。

「わかりました」と答える新人さんでしたが、果たしてどうなることやら。

私は二人分の仕事をこなしたこと、新人への注意など、やりたくもないことをしてしまったことから完全にその日は精神的に疲弊していました。

ジムへ行って気分転換しようと思ったけれど気持ちの切り替えができずに、モンモンとしていたところに、Eさん登場。宙を見て目も合わせようとしない私に「今日は仕事大変だった?疲れてる?」と聞いてきました。

「うん・・・・」とうわの空で答えていた私。その後もEさんは一生懸命私の機嫌を取り出しました。


「あ、これはなんか嫌な感じだよね。自分の機嫌は自分でとらないといけないのに。私嫌な奴。」そう思って私は、今日職場であったことを話しました。

「わかる。すごくわかるよ。僕もそういう経験があるから。責任感が・・・・」とEさんは話だし、私に共感してくれました。ちょっと驚きました。たどたどしい日本語としっかりした英語で私を和ませ、元気づけてくれました。

話すことはできないけど、話を聞くことはできるし、いつでも喜んで聞くよ。なかみちを助けることができれば嬉しい

こんなことを言ってくれるEさんは本当に気遣いのできる人なんだなあ・・・ということと、相手が好きな女性だからできるんだろうなあと思いました。男性は共感が苦手ですから、こんなことは好きな女性にしかできません。

次の日は私は生理になってしまい、腹痛でジムに行けませんでした。「今日は腹痛で寝ているし、明日もお腹が痛いから行けないと思う。」とLINEで伝えると、心配してくれて、転んでけがした足の傷のことも気遣ってくれました。(女性が腹痛と言えば大抵の男性は生理と気づいてくれると思うのですが、多分彼も気づいたと思います。)

こんなに気遣ってくれて機嫌をとってくれるEさんはすごいなあ・・・と思いました。それだけ大切に想ってくれているんだろうなあと感じた1週間でした。

今週はEさんとラフティングに行きます。Eさんにとっては念願だったラフティング参加。私は3年ぶりのラフティング。心が躍ります!

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