サイエンスコンテスト

自然科学

2週間前、いつものごとく息子と科学センターに行った。
そこではサイエンスコンテストが行われていて、
市立の小中学生が夏休みに研究した作品でコンテストに応募されたもののうち、
入賞した作品が展示されていた。

どれも素晴らしくて、感心のため息がでた。

何が素晴らしいか。

1、たった1回きりの研究じゃなくて、
何年にもわたって研究し続けている作品もあったこと!
長い子で8年、っていうのもあったの。

これってすごいよね。
1年では追究仕切れなくて、長いことかけて収集したり、
試行錯誤して装置を改良したり、「もっと良い研究を!」という彼らの情熱。
いや~、あっぱれ!!

2、まとめ方が素晴らしい。
研究の内容、テーマもさることながら、まとめ方、見せ方が良かった。
わかりやすいように、見やすいように工夫されていて、
大人の私でも、「学ばなくちゃ!」と思わせられちゃったなー。
あれだけまとめる力があるっていうことは、
きっと他の教科でもその力は発揮されているに違いない。
論理的にまとめて発表できる発信力、
これからの子どもには必要な力の一つだよね。

3、テーマが子どもらしくて面白いのもあった。
『3秒ルールは本当か』なんていう、
ホントに子どもしか思いつかないような疑問にチャレンジしている研究もあって、
思わず「クスッ。」と笑ってしまったわぁ。

入賞しているカブトムシの生態観察研究の一つに、
虫のことだけじゃなくて、幼虫のフンの効果についても言及して
実験しているものあった。
幼虫のフンは天然のいい肥料になるのは有名なことらしく、
それを本当かどうか実験していた。

私は知らなかったけど、なんとなく「そうかな?」と思うことがあって、
うちで飼っている幼虫のフン掃除をして、公園に木々に蒔いてあげた時、
数日後、すごく元気のいい大きいミミズをそこで発見したことがあった。
ミミズがいるってことは、いい土の証。
「フンはいい肥料になっているのかな?」となんとなく、疑問を抱いたことがあった。
よく考えてみれば、幼虫のえさは腐葉土という発酵した土だもの。
フンになったって、土。
別の形で栄養が蓄積された土だよね。
彼の実験研究を読んで、「なるほど~。」と謎が解けた気がした。

そこでうちにある季節外れの朝顔チャンの鉢に蒔いてあげた。
季節外れなので元気がなくて枯れかけていたのに、
2週間後このように見事に花を咲かせてたよ!
幼虫のフン、すごいぞ!

↓これが幼虫のフン

あしたも科学センターに行って来ま~す!

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