子育て総括中のなかみちです。
子育ての最終目標を「自立」にし、息子の生きる力や主体性を育むことを意識してきました。自身の子育てエピソードをふんだんにかつ具体的に交えて記事にしてきました。
なぜ、このような育て方をしたのか。
それは、
スピード感のある、先の見えない、読めない世界になるから。
これは誰しもが感じていることだと思います。とにかく世の中の流れのスピードが早い。そして読めない。読みにくい。
そんな時代を生きる子供に必要なことは何かと考えた結果が、
自分で問題を見つけ、調べ、考え、判断し、行動する力だと私は思いました。
簡単に言えば、「主体的に生きる力」です。
これが何より大切だと考え、息子の子育てをしてきました。
何回かに分けて、そちらは説明し尽くしましたので、今日は別の事を書きたいと思います。
今日は、「勉強的な教育について、何をしたか」です。これも結構、今まで書いてきたネタではありますが、まとめてみたいと思います。しかし、やってきたことは、むか~し、むか~しのことですので、古いかもしれません。「そんなことをしてたのね。」くらいに留めておいていただければ嬉しいです。
英語教育
ばりばりにやっておりました(笑)いわゆる英語育児家庭でした。
DWE(ディズニーの英語システム)を使って・・・・
これは高額教材でしたが、我が家は使い倒していましたし、テレフォンイングリッシュや年数回のイベント、サマーキャンプなども参加して、と~~~~ても有意義に使わてもらいました。親子ともに楽しんでいました。
他にも教材は使っていました。イギリスの教科書と言われているORT、多読(英語の本だけで家に300冊以上ありました。ほとんどがアメリカ、イギリスから取り寄せです。残りは図書館から借りていました。)、ワークブックをアメリカやイギリスから取り寄せて毎日息子にやらせていました。CDのかけ流し、見るテレビは全て英語で、ディズニーチャンネルやニコロデオン、カートゥーンネットワーク、ナショナル ジオグラフィック、アニマルプラネットなどを契約していました。(当時はYou Tubeのように無料で見れる動画コンテンツはありませんでした)ケーブルテレビでは見れないDVDもアメリカから取り寄せて見せたりもしていました。
読み聞かせる本も英語でした。読み聞かせは毎晩、息子が2歳から10歳になるまで8年間続けましたが、7歳からは日本語の本も混ぜるようになりました。
息子が小学校に上がるまでは、私との会話は全て英語でした。
今後どうなるかわからない世の中ですから、リスク分散のためにも日本以外の逃げ場を確保するために、世界標準である英語を身に付けておくことは必須であると考えます。
英語子育てについて詳しくはこちらからどうぞ↓

理科教育
理系の息子ですが、子供の頃からその片鱗はありました。
「葉っぱはなんで落ちるの?」
「虹はなんでたくさん色があるの?」
「砂は光にあてるとなんでキラキラするの?」
「お茶(ペットボトル)を振るとなんで泡ができるの?」
こんな感じで、息子は常に身近なことに疑問を持ち、いつもたくさん私に質問を投げかけてきました。私にとってはわからないことばかり。息子の質問にはすぐには答えられないことが多く、「お母さんはわからないから、一緒に調べて考えようね。」と言って、息子の疑問に答えるべく、息子と一緒に調べて勉強をし、質問には必ず答えていました。あまりにも専門的過ぎる時には、科学館の専門員に聞きに行っていました(笑)息子の質問を曖昧にすることなく、必ず答えていました。これってとても大事だと思っています。
子供にとっては、全てが新しく、全て面白く、全てが疑問なんです。
大人には当たり前で忘れてしまっているその感性を大事に育ててあげると、立派な理系さんになります。
私はただ、息子の感性に沿った質問に一緒に調べて答えてあげただけです。
ふしぎだと思うこと
これが科学の芽ですよく観察してたしかめ
そして考えること
これが科学の茎ですそうして最後になぞがとける
これが科学の花ですby 朝長振一郎(ノーベル物理学賞受賞者)
これは息子のデスクの目の前の壁に貼っていった言葉です。
そしてもう一つ、息子のデスク前の壁に貼ってあったもの。元素周期表。文科省のものです。「一家に一枚周期表」と書かれております(笑)
あとは、よく実験を家でしていました。アメリカから取り寄せていた本は理科系のものが充実しており、英語で実験ができるものもありました。それを参考にしながら、実験をしていました。

夏休み自由研究については、以前書きました。簡単な実験は普段から。ボリュームのある実験は夏休みにするという感じで分けていました。

科学館、博物館へ行くこと、虫取り、自然体験などもよくしていました。低学年の夏休みは、毎日虫取りに行きましたし、取ってきた虫を家で全て飼ってみたりもして、六畳間一部屋が虫部屋になったこともありました(笑)
子どもの興味をそのまま伸ばしてあげると、それが子どもの将来の職業選択につながる可能性があります。「三つ子の魂百まで」とはよく言ったものです。
音楽教育
音感があり、音楽に興味があった息子。習い事はバイオリンとコーラスでした。バイオリンは3歳から15歳まで、コーラスは10歳から15歳までです。詳しくは下記を参照に↓

学校教育
小学校に上がってからは、具体的にどんな勉強をしていたかですが、親が関われるのも小6までだと思っていた私は、この6年間が特に勝負だと思っていました。
1.基礎学力を固めること
2.学習習慣を身に付けること
3.自分で調べる力を身に付けること
1についてですが、やはり学力の基本は、読み、書き、計算です。全て反復練習が必要なものです。毎日、ワークやドリルを使って書くこと、計算はやってきました。読むことは音読を中心に毎日やってきました。読めないと意味は理解できませんし、書くことはできないからです。音読はとても大事ですね。
2についてですが、学習は習慣化していないと身に付きません。特に基礎学力は、反復練習に直結しています。毎日机に向かわせること、とても大事です。
3についてですが、中学からは自分一人でも勉強できるようにするために必要だと考え、身に付けさせたい力だと思っていました。わからないと思ったら、わからないで終わらせず、自分で調べて理解しよう試みる力です。これができるようになると独学が可能になります。自由研究をやってきた経験から息子はこの力を身に付けることができました。
小学校低学年では、机に向かわせること自体が最初は難しいと思います。漢字を書いて覚える、足し算、引き算から始まる計算問題、教科書の音読など、少しずつでよいので、じっくりと親がつき合って一緒に取り組んであげると良いと思います。
息子が小2まではゆとり教育の時期でした。ゆとり教育をあまり良く思っていなかった私は学習指導要領を確認し、削られた学習内容を自宅で取り入れて補ってきました。学習指導要領の確認は絶対に必要です。子供がどんなことを学校で学ばせられているかを親は知っておくべきです。

文部科学省のページから誰でも閲覧できますから、
必ず学習指導要領をチェックしてください!
息子が小学生の頃は、英語など他に学ぶ科目が増えたため、学校では国語の「作文」という文章を書く機会が削られました。そのため、私は息子の自宅学習では、作文の時間を作り、課題を渡して、1週間以内に書いてもらい、私が添削し、文章の書き方を指導してきました。(子供のための作文指南書がありましたが、何を使っていたか忘れました笑)
国語教育はとても大切にしてきたので、出口 汪の出口式論理エンジンを使っていました。
理系大学生にとって「線形代数」の学習が必要になることが多いのですが、2012年以降から高校数学の学習範囲からその基礎となる「行列」が削られています。多くの理系大学生は、この線形代数に苦しめられます。高校時代に基礎となる行列を少しでも学習していれば、そこまでの抵抗感はなく、学習できたのではないでしょうか。息子の大学でも苦労している学生が多かったと聞いています。息子も線形代数では少し苦労したようですが、大学入学前に先輩から「線形代数はどんなに苦労したとしても、必ず習得した方がいいから、大学では履修して、わからないことをわからないままにせず、しっかりと勉強した方がよい。社会に出てからも理系専門職で仕事をする場合も役に立つよ。」とアドバイスをいただいて、頑張っていました。
また学習指導要領を読むと、日本が子どもにどのような力を求めているかがわかりますし、どのような社会を想定して教育目標を定めているかもわかります。一読必須です!
息子が中学になってからは、反抗期が始まり、やはり親の言うことは聞きませんし、部活にばかり時間を割いて、勉強をしなくなった時期がありました。しかし、中受での勉強貯金があったこと、英語は勉強せずとも理解し点数が取れることなどから、特に勉強では苦労しなかったようです。
(※中受のために塾に通っていました。受験は失敗しており、地元の公立中学校に通学していました。)
高校からは以前、話した通りです。
まとめとその他
息子はオール公立出身です。
保育園、小学校、中学校、高校は全て公立。大学と大学院が国立です。金銭的にはかなりリーズナブルな進路を歩んでくれました。その代わり、受験ばかりの人生で、プレッシャーも高く、本人には大変な思いをさせてしまったかもしれません。中学受験、高校受験、大学受験、大学院受験と4回も受験勉強をしています。実は小学校受験も考えたこともありましたが、小さいのに朝から電車通学などは可哀想だと思い、結局のところはさせませんでした。
オール公立というのは経済的には親孝行だと思います。有難い。本当に本人の努力の賜物でもあります。そしてこれだけ受験を経験していると胆力がついたのではないかと思っています。そして最後まで頑張り切る力も身に付いたように思います。
中学受験は失敗していますが、これは「もし受かれたら・・・」ぐらいの感じで、そこまで真剣にはやっていませんでした。地元の公立中学が荒れていたので、避けたかったというのが理由です。引っ越しをして荒れた中学へは行かない予定だったのですが、どうしても息子が小学校から一緒だった友達と同じところに行きたいという強い希望があり、かなりやんちゃな中学校に通っていました。それでも息子は自分軸がしっかりあったので、やんちゃな子たちとは適度は距離感でやり過ごしていましたし、曲がることはありませんでした。
「世の中にはいろんな人がいる。貧しい人もいれば、裕福な人もいて、様々な環境に置かれた人がいる社会が自然なのだから、自分はこういう中学を経験したことは良かったと思っている。」と後に息子が語った言葉でした。「大人だなあ・・・」と私はその言葉に感心しました。
高校からは進学校だったこともあり、裕福な家庭、教育熱心な家庭の子が多く、大学も然り、大学院でもまた然りです。
今は中学受験が都市部ではブームですが、中学受験をゆるく経験した身として言える事ですが、中学受験は向き不向きが大きいと感じます。個人的には中学受験は地頭が高く、早熟したお子さん向けかなと思います。地頭が低く、おぼこいお子さんには、ちと厳しい世界なのではないかと思います。息子は、その当時は中学受験で合格した他のお子さんたちに比べておぼこさがあり、このまま中学受験して良いものか・・・とかなり悩みましたが、やってみてだめだったら、それで良しとしようということで、ゆる~くやらせていました。強制はしませんでした。学校の勉強とは違う考え方、知識を教養として身につけてもらおうという程度でやっていました。息子は遅咲きでしたので、花開くまで息子のペースでやらせてあげたことは結果良かったと思っています。自分で決めさせたことも効果がありました。
中学受験のメリットも充分わかるのですが、お子さんによって向き不向きがあるので、お子さんがどのタイミングから伸びる子なのかを保護者がちゃんと見極めてあげるということが大事なのではないでしょうか。
我が家の教育の総括ですが、こうやってまとめてみると、ごく普通のことでしたね(笑)
すごいタイトルをつけてしまいましてすみません。
息子に言わせると、「どの教育も今の自分の血肉になっていると思うし、有難いと思っている」と言ってもらえたので、安心しています(笑)
余談ですが・・・
息子のスポーツについて、全く触れていませんでしたが、息子はスポーツも普通にできます。特に足が速かったため、小中学校のサッカー部ではセンターフォワードという足が速い人のポジションでした。リレーの選手やマラソン大会などでも必ず選手に選ばれていました。息子の名誉のためにお伝えすると、勉強ばかりをしていたわけではありません。
