虫好きの子の定番の本といえば、ファーブル昆虫記。
これを読み終えてしまったので、次は何を読もうかな・・・・と
色々物色しているのだけど、このシリーズがなかなか良かった。
自然の中の人間シリーズ。
1、微生物と人間編、
2、土と人間編
3、森と人間編
4、川と人間編
5、海と人間編
6、昆虫と人間編
このシリーズは、6つに分かれているが、
もちろんうちは『昆虫と人間編』を読んでいる。
昆虫編が終わったら他のシリーズも良さそう。。。。。
この昆虫編は単なる虫の生態や観察記録にとどまらないところが良かった。
昆虫って奥が深いなぁ・・・・と感じさせられた。
昆虫類は地上最大の種類を誇っていて、恐竜が現れるよりはるか昔から存在している。
昆虫の存在=進化の歴史なのだそうだ。
人間に利用されてきた代表的な昆虫にはミツバチ、カイコがあるが、
科学技術の進歩で、他の昆虫類の機能が解明されてきて、
「それを積極的に利用しよう、共存しよう!」
という流れになってきているのだそうだ。
例えば息子が一番興味をそそられたこの本の中には・・・・
リンク
昆虫の脚の動き、足がなくなっても転ばずに歩くそのしくみ利用して作った
6足歩行のロボットは、故障しても修理に行けない火星などでの使用も考えられている
という事が書いてあった。
なんて夢のがある話なんだろう!
日本人は、欧米とは違って、昔から蛍を鑑賞したり、鳴く虫を愛でる習俗がある。
こういう本を読み、進化の歴史をたどり、未来を語りながら、
生活の中に虫がある自然を取り込んでいくと、より夢が膨らむんじゃないかな~。
スカパーのサイエンス・チャンネルでも似たような内容の特集が組まれている。
ネットでもそれが見れるようなので、見たい方はこちらをどうぞ。
未来をひらく昆虫テクノロジー