ついに「扶養」の廃止、扶養時代の終わり到来?!

仕事・社会情勢

先日私は、「社保が世帯ではなく、収入に応じて個人単位での加入になればいいのに。」と投稿していましたが、現実味を帯びてきましたね。

財務省、健康保険「被扶養」の見直しを提起 世帯→個人単位へ | 毎日新聞
財務省は28日、健康保険などの公的医療保険で、会社員などに扶養される専業主婦(夫)や子、親ら家族が保険料を支払わなくても給付を受けられる「被扶養者制度」の見直しを提起した。核家族や共働き世帯が増え、負担と給付の不公平感が生じているなどとして...

もはや扶養という概念が古すぎます。「いつの時代の話よ・・・」と。

今の若い人は、結婚しても子供を産んでも共働き前提で頑張っています。それは女性だけでなく、男性も結婚相手には共働きを求める時代です。そういう時代なのです。男女ともに手を取り合って、仕事、家事、育児をする時代なのです。もはや扶養内で働く時代ではないということです。

その感覚がアップデートされていないのは、私たち世代以降のOJI、BBAでしょう。

多分、一番困惑するのは、50代既婚女性のように思います。今まで専業主婦だったり、扶養で働いてきて、年金をもらうまでまだ時間があり、そして収入を増やすための転職も、年齢とスキル問題でままならず、社保という負担だけが増え、あたふたする・・・そんなイメージです。40代で若ければ方向転換の舵を切りやすいですし、60代以上であれば逃げ切り世代。未婚者・シングルマザーは今まで自分たちでしっかり働き、納めてきているので特に驚かないですし。

でもね、よく考えてみてください。

健康保険、年金の制度って、だいぶ前から破綻するって言われていたわけで、大きく改革されるのも時間の問題だったわけです。そもそも逃げ切れるわけがないのです。いつまでも扶養でいられるわけがないのです。そんなことはとうの昔にわかっていたはずです。

扶養という概念がある限り、女性の社会進出を妨げる要因でもあったわけで、(ヨーロッパではこのような概念は差別であり、ジェンダーの観点からアウトになるそうです。もっと具体的に言うと、女性サービスDAYのようなジェンダーに限定したサービスも差別になるそうです。)女性であっても、自分が生きるためのお金は自分の力で稼ぎ出すという価値観に転換していかなければならないのだと思います。

これだけ高齢者が増えてしまうと、どうしても現役世代に負担がかかります。若者が可哀想すぎます。少子化で人口が増えないのは確定してしまっている今、やはりバランスをとる必要があります。ある一定年齢の高齢者は、積極的な医療や救急医療を受けられないとか、胃ろうは保険の適用外にするとか、そういうことを検討していく必要があるのだと思います。

これは病院で働いていたからこそわかるのですが、高齢になっても積極的な医療を受ける人の多いこと。余命が短くてもバンバン受けています。人が「生きたい」と思うことに他人が「生きるな」と口出しをしてはいけないことはわかっていますが、それでも、あと数年の命のために、貴重な医療従事者を使い、国民の大金を使わなくてはいけないのでしょうか?

これは日本人の死生観の育成も必要になってくるのでしょうが、あまりにも死に対して、きちんと向き合わない人が多いと感じます。人はいずれ亡くなるのです。老いて死すことは自然の流れなのです。老いれば体は機能を失われ、病にもかかりやすくなります。それは当然の流れなのです。医療が発達したからといって、どこまでも貪欲に生を求めてもいいということではないのです。流れに抗うことは苦しみも生みます。この世には変わらないものは何もありません。人間であってもそれは同様です。

健康寿命と平均寿命の乖離差を縮めることで、健康保険、年金問題も多少は緩和されるはずです。

そして、副業の推奨、スポットワークの台頭、SNSの普及により個人事業主として仕事をすることも簡単な世の中になり、今は働き方も多様になってきています。従来のような保険・年金システムでは不具合や不公平が生じてしまいます。世の中の成り行きに応じて、改革をしていくことは必要な流れだと思います。

あとは、扶養の改革だけではなく、健康保険・年金共に国の制度として一元化し、どんな仕事をしても、どこに所属していても、収入に応じて個人単位で一律に徴収される制度にすることも望まれます。企業健保が大赤字なんですから、そうすべき潮時にきていると感じます。

「主婦が減ったら少子化に拍車がかかる!」とかそういう声もあるかと思いますが、セイフティーネットとして、子育て世帯、障碍者、介護者を抱えている世帯、配偶者が病気で就労不能な場合はは、健康保険・年金の徴収とは別に福祉制度で還元していけばよいと思います。

皆が皆、自分の利益ばかり主張していけば、みんなで仲良く沈んでいきます。享受したいのなら、払うべきものは払う、老い先短い方は未来のある若者に道を譲る、そんな風に考えられたら一番いいのですけどね。

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
仕事・社会情勢
スポンサーリンク
シェアする
なかみちをフォローする
タイトルとURLをコピーしました