大学に入学してから、息子は民間団体の給付型奨学金に4年間毎年応募し続け、毎回1つは獲得してきました。今年も応募をし、1つの団体から1年間限定の奨学金をもらうことができました。
大学院受験を辞め、進路がまったくの白紙だった息子ですが、一応の道筋を決めてきました。
今の大学の院を今年の冬に受験し、一旦は今の研究室に継続で行くことにしたそうです。来年4月に大学院に入学するも半年間は休学してその間受験勉強をし、夏に他大学院を受験するそうです。受験が終わり、進路が決まり次第、9月から今の大学の院の制度を利用し、半年間交換留学をするそうです。留学が終わったら大学院は退学し、再来年の4月から他大学の院に入学し、2年間の修士課程を収めて卒業するという流れになるそうです。
非常にややこしいのですが、つまりは今の大学の院に入学しても仮面浪人をして、制度だけは利用して交換留学し、それが終わったら、他大学の院へ移り、その大学院の修士を収めるとのこと。
今の大学の研究室の先生にも相談し、このことについて了承を得たそうです。こんなわがままな生徒にも寛大な対応をしてくださる、研究室の太っ腹先生に感謝しかありません。
今の大学の院に進んだ場合、入学金も授業料も免除になります。そして留学費用も無料です。それどころか月10万円ほど生活費を支給してくれるそうで、お金をもらいながら留学できるということで、こんな好条件は利用するしかない!ということで、今の大学に残り、留学を決めたそうです。
留学先の候補はいくつか上がっていますが、まだ決まっていません。今年の12月までに申請しなければいけないということで、今留学課に相談し、リサーチ中とのことらしいです。
我が家はこのようにして、大学の入学金、授業料は免除してもらい、教材代や息子の生活費は民間団体の給付型奨学金で4年間賄ってきました。そして大学院の費用に関しても、入学金、授業料、留学費用が無料となりそうです。
問題は、その後の2年間の他大学院の修士課程分の学費と生活費なのですが、これは本人が貸与型奨学金を利用する、もしくは民間団体の給付型奨学金に応募するなどして工面するそうです。
息子は化学を専攻していましたが、化学専攻を辞めることにし、別の理系専攻に転向したいらしいのです。どうもEさんの影響や研究室の先生にプログラミングの指導を受けたことに理由があると思われます。先日Eさんとの顔合わせをした際、息子はEさんの仕事に関すること、どんな勉強をしたらよいかを相談していました。
進路、将来、留学、お金の事など、息子のことについて、まだまだ考えなければいけないことが沢山あります。まだまだ私の子育ては終わっていませんね。早く子育てを卒業したいです。