短期の派遣の仕事が5月に終わりました。その後は自分が始めたちょっとした副業的な仕事の依頼が多く来たため、そちらの仕事にとりかかっていました。やっと仕事関係が落ち着き、相変わらず無職状態で、のらりくらりお休みしています。
派遣会社から新しいお仕事の話はくるのですが、今は短期でしか仕事を受けたなくないため、そして今後は外に出て働くべきか否か迷っています。この年齢になって、新しい仕事を覚えて、若い人たちに混じって働くことにあまり意味を感じないというか、老害になっていやしないかなど、心配になってしまいます。
今の世の中で働くには、昔と違って単純労働ではないため、高度なスキルだけでなくスピードも要求されます。スピードに関しては若い人には到底敵いません。だとしたらこの年齢でもできること、自分の能力的に無理をせずとも働ける環境というのがとても重要になってくるように思います。
若いころは働かない50代のパート主婦やおじさんに対して、「何しに職場に来ているんだろう」と思っていました。今はもしかすると私も若い人からそのように見られているのかな?と、自分が気づかないうちに立場が逆になっているのではないかな?と思い、不安になりました。これが老いを感じるということなのでしょう。
どんなに頑張っても頭も体もどんどん追いつかなくなります。気力だってなくなってきます。60歳で定年を迎えて、悠々自適に暮らせたという時代が本当にうらやましいです。鞭打って元気なうちは働かないといけない時代に生きていることを恨めしくさえ思います。
以前、少しお話したことがあると思いますが、私はある勉強会に参加しています。一緒に勉強をしていた仲間が何人か離れていき、少ないグループになっていきました。離れていった人は60代後半の方たちで、残った人はアラフィフさんばかりです。その時に思ったのは、年を取っていくと頭がどんどん固くなっていくのと同時に、生きる時間が短くなっていると感じるのか、協調性がなくなり、自分本位な生き方になっていくのかなあ・・・と思い、60代の彼女たちからそこに老いを見つけた感じがしました。
かわいいおばあさん、愛されるおばあさんになりたいなぁとそう思いました。