半分のキス

生き方

Eさんがジムで負傷しました。突然のことで驚きました。全治2週間。

「骨折したかもしれないから病院に行きたい」とEさんから連絡があった時は、ひやりとしました。

それは金曜日の夜のことでした。
土曜日の午前中には病院に連れて行かなければ・・・と思いました。Eさんは日本語があまり上手ではないので、付き添いは必要だし、できれば英語が通じる整形外科がよいのか?と思い、英語の話せるドクターを探し、次の日の朝、病院の前で待ち合わせをすることにしました。

次の日、整形外科クリニックで待ち合わせをしたのですが、待合室で待っている間、こんなことを言うEさん。

「実は、ジムのFさんにも相談したら、スポーツの専門医の病院を紹介してくれました。でも昨日は頭が混乱していて、なかみちに言えなかった。」

え????そうなの?Fさんはベテラン看護師さん。そうなら言ってくれたらよかったのに。絶対にそっちの方が良いはず。しかも病院の場所を調べたらここから徒歩10分程(笑)

「・・・で、Eさんはそっちの病院に行きたい?」

「・・・・」

「まだ受診してないし、今ならここをキャンセルしてそっちの病院行けるよ。しかもここから歩いてすぐのところだし。」

「うん。そっち、行きたいけど、それはとても失礼なことね。私、それはしたくない。」

「大丈夫だよ。保険証を返してもらって、そっちにいきましょう。病院もこういうことは慣れているから大丈夫だよ。」

そうEさんを説得して、スポーツ専門医のいる整形外科クリニックに行きました。
「私は失礼なこと、したくない。今回のことはとても失礼でよくないこと・・・。私、とても嫌な気分。嫌なことをなかみちにやらせてしまった。もっと嫌な気分。ごめんね。」

Eさんはとても真面目で、礼儀正しい人なんだと改めて知ることができました。彼の人柄に触れた体験でした。

クリニックに到着すると、どこからともなく、看護師のFさんが登場しました。どうやってわかったのか??というくらい良いタイミングで登場(笑)
すごく心配だったようで、紹介したクリニックに来るのも予想していたのだとか。慈悲深い優しい看護師さんだなあ・・・とつくづく思い、感謝の気持ちで一杯でした。さすがに看護師さんは、診察室に入っても的確に必要なこと(怪我をしたときの状況とか)をドクターに伝え、そして大事なことを質問し、とてもスムーズに診察を終えることができました。

結果・・・骨折はしておらず、打撲とのこと!
良かったです。でもしばらくは運動禁止。そうですよねー。(笑)

動くのがしんどいというEさんだったので、多分ご飯を作ったりも難しいだろうと思い、おかずを作ってEさんのお見舞いにいきました。彼がどのあたりに住んでいるのかは何となく知っていたのですが、まだハッキリとしたマンションの場所までは知らなかった私。今回のことで場所を知ることができました。私たちは部屋に入るほどの仲ではなかったので、外でおかずだけを渡し、私は帰ることにしました。ですがEさんが家にずっといるのも精神的に辛いということで、「気晴らしに少し散歩をしよう!」ということになり、夜の公園に向かった私たち。

誰もいない暗い公園でカップルがすることと言えば、イチャイチャです!

私たちは初めて思いいっきりハグをしました。30分程ハグをし、ときどき首筋にキスをしていました。それからしばらくすると、Eさんが私の顔にキスをしてきました。ゆっくり口元に近づいてきて、唇にそっと触れるか触れないかの感じでキスをしました。するとEさんは「あ!」と言って恥ずかしそうにパッと顔を離しました。

唇にキスといっても、唇の半分だけ、しかも触れるか、触れていないかの軽いキス。すぐに「あ!キスしてしまった、どうしよう。」という感じで、離れたEさん。

Eさんの女性慣れしていない、純朴な感じが伝わってきました。きっとキスは大分長くしていないのかなあ・・・と悟りました。という私も20年はそういうことがなかったわけですから、同類なんですけど。

私からキスをするのもはばかれたので、Eさんが離れた瞬間、私は瞼を閉じたままちょっと微笑みながら何もなかったようなふりをしました。

私たちのファーストキスは、Eさんのケガというアクシデントをきっかけにとんとん拍子に進みました。ネガティブな出来事すら、ポジティブな展開になる私たち。なんだか相性の良さを感じます。

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