結婚?!金屏風の前に立たされて

生き方

GW帰省から帰ってきました。パートナーのEさんとは5泊6日間の旅となり、今までで一番長くずっと一緒にいました。

私の家族は複雑なため、帰省はあまり好きではなく、いつも数年に一度くらい帰省でした。今回はコロナ禍を挟んでしまったこともあり、なんと!10年ぶりの帰省となりました。メインの理由は高齢の母に会っておいた方がよいということ、そしてEさんを家族に紹介し、オフィシャルな関係にしたいと思ったことでした。Eさんと私は住む場所が見つかればすぐに一緒に住む予定にしているので、それまでにきちんと紹介しておきたいと思っていました。Eさんには私の家庭環境が複雑である事は説明してあり、理解を示してくれていたので、少し気が楽でした。そんな複雑な想いでの今回の帰省に、Eさんは少しでも私の力になりたい、サポートしたいという気持ちでいてくれたことがとても嬉しく、人生を共に過ごすパートナーというのはこういう人のことをいうのだなあと感動しました。

家族に会う前日、何時に会うのか、どこで会うのかをまだ相談していなかったため、姉に電話して聞いてみると、なんと!小さいレストランを貸し切って親戚一同が集まる食事会を開くというのです。

10年ぶりの帰省なので、親戚も私に会いたいと言ってきたらしいのですが、それでもなんだか仰々しいなあと思い、「!!!」と気づいてしまいました。

もしや、結婚を想定したお祝い会?!!

姉に慌てて、聞いてみました。

「そんな感じじゃないよ、みんなが会いたいって言ったけど、場所がないから貸し切っただけ。」

「そうなんだ。でも、わざわざそんなに親戚が集まるなんて・・・本当、大丈夫?私たち、まだ結婚する!ってはっきり決まったわけじゃないし、ヨーロピアンは事実婚とかも普通だから、日本人が思っている結婚の形をとらないかもしれない。ただ一緒には住む予定だけど。」

「大丈夫。おめでとうとか言われても、適当に”はいはい”って言っておいたらいいよ。」

「そうかあ。わかった。」

そういって、翌日レストランに連れていかれると、なんと!金屏風がありました。
あーーーーーー、なんか嫌な予感。

地元のブランド牛のすき焼きが用意され、和気あいあいと食事会が進んでいきました。
食事が終わると、
「屏風の前で写真を撮りましょう!」と言われ、親戚一同で写真を撮り、二人でも写真を撮り、平服ではありましたが、結婚式のような感じになりました。母からはお祝いが手渡され、「旦那さん!」が連呼されました。(笑)

外国人で良かったです。金屏風の意味があまりわかっていませんでしたし、前日にEさんには「おめでとうとか旦那さんとか言われてもスルーしてね」と言ってあったので、彼はただニコニコと笑っていました。昼の食事会は全て母がお金をだしてくれたようでした。母は完全にお祝いモードで、Eさんに「なかみちをよろしくね。仲良くしてね。」と言って、Eさんの手を握りしめていました。

親戚一同も温かく私たちを見守ってくれている感じで、「いい人そうでよかったね。」と声をかけてくれました。

昼の食事会が終わると、姉夫婦は私たちを「観光に連れていきたい」と色んな観光地へ連れて行ってくれ、寿司が好きなEさんのために美味しい寿司屋でごちそうをしてくれました。

久しぶりに帰省でしたが、高齢に母に会えたこと、そしてEさんを家族や親戚に紹介でき、みんな彼を受け入れ、新しい家族と認めてくれたことがとても嬉しかったです。彼との関係がオフィシャルになったので、心の荷が降りた感じがして、気持ちが楽になりました。またEさんが私の家族になったように感じました。

秋にはEさんの家族と私が対面します。それが済んだら、本当に互いにオフィシャルの関係になります。早くEさんの家族にも会いたいです。

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