パートナーと一緒に住むところを探している現在。それと並行して進めていることが、現職の退職。昨年はこれに失敗してしまい、「直接雇用にするから一旦派遣会社の無期雇用になって働いてほしい」という病院側からの打診があり、その通りにして働いておりました。
ところが蓋を開けてみると、病院側からの直接雇用の話しは消えてしまい、一人のみが直接雇用となり、あとの残りの派遣スタッフはいつ直接雇用になるかどうかわからない、約束できないという回答となりました。
その言葉を聞いたとき、私は決意しました。もうこの病院は辞めようと。契約期間が満了したら辞めようと。
時間は有限です。やりたくもない仕事にしがみついて、安い給料でこき使われる仕事をし続けることに何の意味があるのでしょうか?
コロナが明けて、求人もたくさん出てきました。直接雇用で働ける場所はいくらでもあります。私は病院で働きたいのではなく、直接雇用で働きたいのです。お金も稼ぎたいのです。
「結婚する、する」と言いながら結婚を先延ばしにされる結婚詐欺となんらかわりがないこの状況。彼と結婚がしたいのか、それともただ結婚がしたいのかと例えて考えてみればわかりやすいはずです。
私は病院と結婚がしたいのではありません。
アラフィフともなると、体が元気な状態でいつまで働けるかはわかりません。そう考えたら、働けるうちに働いてお金を稼ぎたいと思っています。時間は有限です。病院という国のシステム、法律にがんじがらめになっている制度ビジネスの元で、資格のない一般スタッフがもらえる給料はたかがしれています。自分のスキルと経験は他業界で活かした方が評価されると思いました。
今回も同様、派遣会社、病院側から何度か引き留めに遭いましたが、無事に話が前進し、9月末の退職が決定しました!!
住むところが決定していないため、次の仕事はまだ決められません。でも正直にパートナーには今の私の給料がいくらであることかを話したり、辞めて1か月ほどは休憩をして、それから今後を考えたいということなどを伝えました。彼は私の給料にショックを受け、そんなところはさっさとやめた方が良いと言い、休憩することも受け入れてくれました。
そして、もう一つ、私に残された問題は、息子です。
彼の進路はまだ決まっていません。8月に大学院の試験を受けることが決まりました。昨年は試験日1週間前に「やっぱり受験やめる!専攻を変える!」と言って私達を驚かせましたが、今回はそのような事がないように祈るしかありません。研究室訪問などをして、吟味して受験校を一応三つに絞っていました。彼の目指す分野は新しい分野なので、あまり学校、研究室は選べないようでしたが、今年はどうか進路を決めて欲しいと願っています。
進路が決まったら、彼は引っ越しをします。必ずどこかの大学院には決まるという確信があるらしく、9月には部屋探しをし、9月末には家を出ていく予定です。
今年の9月は私にとっては転換期になりそうです。
現職の退職。
息子の進路が決まり、私から巣立っていく。
パートナーとの新生活。
一番の変化は、やはり息子が私から離れていくことだと思います。23年間生活を共にしてきたのですから、寂しい思いが先立ちます。
もう二度と息子と一緒に暮らすことは私の人生ではないわけですから。
楽しかったこと、腹が立ったこと、しんどかったことと色々ありましたが、全てがいい思い出です。シングルマザーでたった一人で育ててきたことは大変でしたが、この息子だったから一緒にやってこれたのだと思います。
大変なことがあるとわかっていても、来世でも私は子供を産み育てることを選択すると思います。それほど子育ては尊い経験だと感じています。
残りの3か月、仕事はほどほどに頑張り、息子との生活は心残りがないようにしていきたいと思います。