コンサータ服用記録1日目

ADHD

自分がADHDであるという診断を受けましたが、否定する気持ちが大きく、
信じられませんでした。
ADHDは今に始まったことではなく、必ず幼少期からその傾向があります。
私は自分の子供の頃を思い出し、親や学校の先生に言われたことを一つずつ整理していくと、
ストンと腑に落ちました。
小さい頃から寝ることが嫌いでした。眠りが浅く今でもそうであること。
理由は布団に入ってじっとすることが、大嫌いだったのです。
典型的にADHDですよね。多動です。(笑)
今でも布団に入ると頭の中が運動会です。
これを「思考の多動」であるということを生まれて初めて知りました。

そしてコンサータを飲み始めて、その効果がでてから、
自分がADHDであることを完全に受け入れることとなったのです。

コンサータ服用1日目の記録

コンサータ18mg×1錠を朝食後に服用。1時間半後位から体や頭が軽くなり始め、家事をスムーズに行うことができた。皿洗い後すぐに洗濯に取り掛かれた。
その時「やろう!」と踏ん張りをかけなくても自然に体が動いたことに驚いた。
今までなら、一つの事をやり終えるとそのままパワーダウンするようになるので、一旦休憩して、次の事に取り組むまでに時間がかかったり、酷い時はそのままできずに、翌日になることもしばしばだった。

家事を終えた後、以前から通いたかったジムに電話をして体験レッスンを申し込んだ。
気持ちはあったものの申し込むための電話をするのが、ずっと延び延びになっていた。
意気込まなくてもあっさりと申し込みの電話をできたことに驚いた。
前日に外出をしているので、今日はもう動けずにただ、家で寝て過ごすのだろうと思っていたが、外に出たい気持ちになり、近所のお寺に拝観しに行き、境内の庭園をぶらぶらと1時間程見て回った。
その後本屋で立ち読みをして、スーパーに買い物に行った。
いつもなら外出をしても1か所しか行くことができず、用事を済ませて帰ってくることで精一杯だったのに、こんなにいっぺんに沢山のことを精力的に出来てしまったことに、また驚いた。

物事に取り掛かる時、意識的に踏ん張らないとできなかった自分はいなくて、無意識にスイスイと事をこなせる世界があることを初めて知った。
通常の人がビーチボールを転がしているとしたら、今までの私は鉛の玉を転がしているようだったと思う。薬を飲んだ今の私は、サッカーボールを転がしている位だと思う。

服用後12時間後位から、だんだん頭がシャットダウンし始めて、倒れそうな感じがした。
副作用は、食欲の減退。あまり食べられなかった。
夜は頭がシャットダウンしていても寝付けず、入眠に時間がかかった。
やっと眠れたと思ったら、2時間後に目が覚めて起きてしまった。
そのまま眠れず、朝までずっと起きていた。


 

 

 

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