息子の就活事情。内定をもらったようで・・・

教育

現在就活中の息子。初めて、内定をいただいたそうです。卒業まであと1年、というか秋入学をした息子は秋卒業のため、実際に働くのは多分1年半後。

大学院の入学と同時に就活を始めた息子です。就活情報を集めたり、自分の棚卸をしたり、インターンシップに参加したりと、私たちの時代とは明らかに就活事情は変わっていることを実感します。

・・・で驚いたのが、息子の内定先です。

私が何も聞かなくても、あれこれとLINEで就活やインターンシップの状況を報告してくれる息子なのですが、いつも私は話半分に「へーーーー」と聞き流していました。

色々なところを受けてみたらいいと思っていて、どこまで本気かわからなかったからです。

でも、こうやって”内定をいただいた”となると、「本当にそこに行くの?!」と急に現実味を帯びて実感がわいてきました。

まだまだたくさんの企業を受けている最中とのことで、これからどんどん”内定もらった”と報告してくるでしょうし、最終的にどこに就職するのかまだわかりませんが、なんだか複雑な気持ちになりました。

今どきの東大生って感じです。

実は私、あまり今どきの新卒の就活状況って知らないんです。息子は私より断然賢くて、情報通で、自分で考えて自分で決められるので、放置しています。いつも聞き手に回って、

「へー。」

「ふーーーん。」

「なるほど・・・」

「そうなんだ」

ってな感じです。(笑)

今は新卒のための就活塾があったり、就職偏差値・ランキングあったり、すごい時代だと思ってしまいます。

東大生の就職先人気企業なんてのもネットには転がっているようですが、もう、まさに息子も当てはまっていて、文系学部卒でなくても、理系院卒であっても変わらないようです。なんなら東大理系院生をごっそりと狙っている企業もあるとか。

入社が難しい、就職難易度ランキングというのがあるらしいのですが、今回息子が内定をいただいた企業はこのランキング上位の企業です。

就職難易度レベルトップクラスのMゼーも息子は受けたそうですが、これはあえなく落ちました。採用人数が少ないらしいですね。だいたい20~30人程度で、採用判明者のほとんどが東大生らしいです。

私の理系院卒のイメージはメーカーの技術専門職なんですけど、そういうのを息子は嫌がっていて、インターンシップを受けてみたらしいのですが、「レベルが低くて話にならない」、「給料が低い」ということがわかり、メーカーの技術職は一つも受けなかったそうです。

「同じ時間と労力を費やして、なんでこんなに給料が安いんだ、やってられない」と思ったそうです。

東大生が(理系であっても)外資系や文系職に逃げてしまうのも、こういうところが大きく関係しているのではないかと思います。日本の頭脳は、こうやって外資に取られているのだということもわかりました。

日本の技術は優れており、日本製品は世界でもとても人気でしたが、時代は変わったのかもしれませんね。パートナーのEさんに言わせると、「今は日本製品を好んで買う人はいないよ。」とはっきりと言われました。「日本人だけが、”日本の技術がすごい、日本はすごい。”って今でも思っているんじゃないかな。」と。

理系の大学に行って、メーカー技術職に就職するというのは、今の時代ナンセンス”だと
息子にはっきり言われました。(賛否が分かれる意見だと思います。すみません。)

そういう時代なんでしょうか。日本の未来はどこにあるのでしょう。どこに向かって日本は進んでいくのでしょう。日本の企業、もっと頑張れ!若い人に未来を与えてあげてください。

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