アルコールの怖いところ

ヘルスケア

新しい年になっても病院では様々な現実ドラマがあります。

事実は小説より奇なり

まさにこれですね。

年明けから病院は大忙しでした。そして相変わらずヘビーなカルテが多く、気が滅入ってしまいました。

私の働く病院は、低所得者層が多く住む地域のため、普段、絶対に関わることのないような問題を抱えた患者さんが多く来院します。例えば違法薬物中毒者やアルコール依存症の患者など。

薬物中毒者については、一旦ドラッグから足を洗っていても後遺症として脳の機能が侵されているため、一般の方たちとは明らかに様子が違い、時折恐怖を感じます。違法薬物にアクセスできる環境というのは、今の日本においては特殊のため、違法薬物にアクセスできている時点でその方たちは生活、社会環境において問題を抱えています。

また違法薬物中毒者より深刻なのは、アルコール依存症患者でしょうか。肝炎から肝硬変になってもアルコールはやめることができず、食道胃静脈瘤の破裂により吐血をしては救急でやってきて、しばらく入院して退院するも、また吐血をして病院に戻ってくるの繰り返しです。そして肝性脳症という意識障害も起こして、救急で常に運ばれるといった有様です。こうなると予後は長くありません。

先日、肝性脳症を起こしたあるアルコール依存症患者が、糞尿まみれで搬送されてきました。その方はアルコール依存により糞尿まみれになるほど生活も破綻していました。また人格まで破綻しているその方は、医療スタッフに対しての暴言、暴力も日常茶飯事で、病院側としては受け入れたくなかったようですが、受け入れ先がなく、仕方なく受け入れた次第でした。

彼らを目の当たりにすると、人間にとっての環境というのはとても大切で、彼らはそこから抜け出す手立てを持ち合わせておらず、普通の生活を送ることがとても難しいということがわかります。そういう方の親たちもたいていは生活が破綻していたり、問題がある方が多いです。「貧困の連鎖」というのは、現実だと感じます。

私は医療に関しての資格もありませんし、意図せず、コロナの影響で病院に勤めだし、何も知らずして働き続けて3年になる人間ですが、病院というのは、見たくないものがある、ストレスの多い場所だなあと感じます。

補足:アルコールに関連した病気として、他にはアルコール性認知症というのがあります。
アルコールを大量に飲酒する方というのは、脳が萎縮し認知症になる人多いのです。認知症にも色々種類がありますが、病院で働き始めて、アルコール性認知症という病を知りました。アルコールによって脳が侵され肝性脳症や認知症の病気になるというのは私にとっては衝撃的でした。アルコールというのは手に入りやすく、そして徐々に、本人も知らない間にその摂取量が増えていきます。気が付いたときには依存症になっている方も多くいて、アルコールというのは非常に気を付けなければいけない代物なんだと感じました。

アルコール性認知症についてはこちらから

アルコールと消化器官への影響はこちらから

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