Eさんと距離を置いていたのですが、週末が待ちきれないEさんから超長文メッセージが届きました。彼はずっと心配と不安な気持ちで過ごしていたようです。
なぜこんなことになったのかわからない。僕は本当にバカだ。君を傷つけていることを申し訳なく思う。
今伝えたいことは僕の本当の気持ちだ。
君との関係は真剣で、僕は今まで経験したことのない幸福と安心感を感じている。
僕の全てのエネルギーを使って、今回のことを修復したいと思っている。
君の誕生日の時にも同じようなことがあったけど、修復して僕たちの関係はより強固になり、親密になれたよね。
今回のことは急な変化で正直、とても困惑している。僕たちはお互いにパーフェクトじゃないし、時にはお互いに傷つけあうこともあるけど、でもそれはわざとじゃない。僕がしたことはごめん。修復したいよ。I love you.
もっとたくさんのことが書かれていたけれど、要約するとこんな感じのことでした。ほぼ英語でした。
Eさんの困惑具合、焦っている様子がうかがえる文章でした。
何より驚いたのが、はじめて「I love you.」とEさんが私に言ったことでした。英語で私に愛情表現をしたことのないEさん。英語で言うのは恥ずかしいと言っていたEさん。
欧米人が恋人に「I love you.」を発することはとても意味があり、簡単には言わない言葉です。
私との交際は真剣で、I love you.と言ったEさんは、私に対して真正面に向き合い、将来を見据えた関係だと言っているわけです。
注:欧米人にとってserious relationshipというのは、将来を見据えた真剣な交際という意味であり、I love you.は結婚を前提に考え、その心の準備ができたときに初めて恋人に発する言葉です。
私は今回Eさんと距離を置いて彼を困らせたかったわけではありません。交際をする上で、お互いに気持ちよく付き合えるよう我慢はせず、思いやりをもつ関係にしたかったこと、また、問題が起きたときは話合ってよりいい関係にしたいということの二つを明確にしたかったのです。電話やLineでは真剣な話し合いは難しいので、週末に会った時に面と向かって話し合いをしたかった、ただそれだけでした。別れるつもりもありませんでしたし。
予想以上にEさんが困惑していることがわかり、私はすぐにEさんに返信しました。
私はしばらく一人で考えて自分の気持ちの整理がしたかった。会って話をしたかったから、しばらく距離を置いたんだよ。大丈夫。I love you, too.
最近はあまり食べられず、寝れませんでした。
I love you. This relationship is very important to me.
I am very serious about it.
大切ななかみち。週末はちゃんとコミュニケーションしましょう。
と再度、私たちの関係がいかに真剣であることを伝え、I love you.というEさんでした。
今回のことでEさんの本当に気持ちがわかりました。そして私たちの関係は次のステップに進んでいることもわかりました。私も少し前から、人生を最後まで共に過ごす人はEさんなのでは?と気づき始めていました。
以下「コミュニケーションは言語ではないということ」に続く
この回のお話は以下の続きです。