大学院浪人と留学

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先月、外部の大学院入試を控えていた息子でした。

研究室訪問に何度も足を運び、先輩から話を聞いたり、過去問を入手して勉強をしたりと頑張っていた息子でしたが、受験2週間前に急に受験を止めると言い出しました。目の玉が飛び出るかと思いました。受験料も払い、あとは試験を受けるだけだったからです。

理由を聞きますと「専攻を変えたい」とのこと。
化学に将来性を見出せなくなってしまったそうで、ITを学びたいとのことでした。

本人が悩み、考え抜いて出した結論ならそれでもいいと思いました。
私も大学1年生の時、入学してから専攻を変え、半年で大学を辞め、仮面浪人をし受験をし直した人間だからです。人生でそんなこともあるだろうと思いました。ストレートに歩むことだけが人生ではないはずです。

内部推薦を蹴って、外部の大学への進学を希望した息子ですが、このようにしてまだ将来が決まらない状態です。専攻を変え、外部の大学院を来年の夏に受験し、再来年の4月入学を目指すそうです。それまでは秋から半年ほど留学をすると言い出しました。留学先はまだ決まっていません。

「外の世界を見てみたい」とのこと。

私はいいと思いました。外の世界を見ると価値観が変わります。異なる角度から自分の人生を見つめ直す時間があってもいいと思うのです。ギャップイヤーは日本人には馴染みがありませんが、海外ではよくあることです。

突然のことで驚きましたが、私は息子を応援したいと思います。

しかし、引きこもりやニートにならないようにするために、以下の条件を出しました。

1.来年の9月までしか私とは一緒に住めないということ。(何らかの形で独立をすること)
2.ギャップイヤーの間の生活費と留学費用においては自分で確保すること。
3.1年のギャップイヤーの後、大学院を2年で卒業すること。
(大学院の授業料や生活費については要相談)

ほんの数か月前までは予想もしなかった展開でしたが、これから進路の相談にのりつつ温かく見守っていきたいと思います。

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