多読 100万語を達成して

英語子育て

私はのんびりとだけど多読をしています。
私が多読を始めて1年と7ヶ月がたちました。
途中挫折し、一時読むのをやめた時期もありましたが、
亀の歩みでやっと今日100万語を達成しました。 

息子のために毎日絵本の読み聞かせをしていますが、
絵本の語数は一切入れておらず、
児童書のチャプターブックのみの語数で達成しました。

半年ほどで60万語まですんなりと進みましたが、
その後の40万語に約一年かかってしまいました。
60万語で辞書を引かず読むことが苦痛になり、
英語力アップも特に感じられず、少しお休みをしました。
そして再び復活☆
そのあとは、のんびり、のんびり読んで、やっと達成! 

100万語を達成して、変わったこと。

辞書引きが逆に面倒くさくなって、
多少内容が分からなくても全然気にならなくなったこと。


細部が分からなくても、全体が分かれば、概要さえつかめればそれでいいや!
みたいなアバウトさがでてきました。
本の内容を知りたくなってどんどん読み進めていくので、
細かなことが気にならなくなるんだろうと思いました。

読むことは確かにラクになりましたが、
読みから他の分野、話す、聞く、書くの4技能にも影響を及ぼし、
総合的に英語力がアップしたかどうかは疑問です。
伸びたのは読む技能だけだと感じます。
他の技能を伸ばすには、他の技能を伸ばすそれぞれのやり方を行うことが
必要なのだろうと推察します。
ただ、元々読書が好きなので、単純に原書を楽しむことができました。

Graded Reader(文法、構文、語彙をレベル別に制限した大人向けの本)は
1冊しか読みなせんでした。
理由は肌に合わなかったから。
決まった文法や語彙しか出てこない教科書的な文章は、読み応えがありませんでした。
児童書は学校英語では習わないような単語や表現が出てきて、とても面白かったです。
ネイティブらしい表現もたくさんあったことも新鮮でした。

Graded Readerと児童書の違いは、
泳げるようになるために、
波の無い、水深を調整したプールで学ぶか
波のある自然の中(海)で、自分でなんとか泳ぎをマスターするか
の違いみたいな感じです。

これは多読だけでなく、英語を学ぶときにも言えるように感じます。
教材を使って囲われた中で学んでいくか、
サバイバル英語の中で、ネイティブの人が普段使っているようなものを
使って学んでいくかみたいな・・・。
囲われた中で学んでいると、いざ実社会で使ってみると通用しなかったり、
スピードについていけなかったりすることがあるので、注意が必要かと。

息子の英語も最初は教材で構築されたものでした。
教材英語の使用経験が無い子ども達と交流したとき、撃沈した経験があります。
それ以来、教材の枠にとらわれず、色んな英語を取り入れてきました。
「これは子どもにとって内容が難しいかも」とか「スピードが合わないかも」と
親が前もって防御線を張る必要は無いと思うのです。
それでは、いつまでたっても囲われた中でしか言語能力は成長しません。
子どもは分かる部分だけでも自分で理解しようとする力が出てくるのです。

もし私がいつまでも教材めぐりをして、息子に教材英語しか与えていなかったら・・・・、
きっと息子の今の英語力は存在しなかったと思います。

英語力アップ法は、色んな英語をたくさんが良いと感じたことが、
多読を通して学んだことでした。

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
英語子育て
スポンサーリンク
なかみちをフォローする
タイトルとURLをコピーしました