片付けられないADHD

ADHD

久しぶりにADHDの話題で書いてみたいと思います。

以前にもご紹介しましたとおり、我が家は私が発達障害のADHD(注意欠如多動性障害)で、息子は多動性のないADD(注意欠如障害)のグレーゾーンです。ADHD(注意欠如多動性障害)は一般的な障害名ですのでご存知の方も多いでしょうが、「ADD(注意欠如障害)とは、なんぞや?」という方にご説明しますと、“Hyperactivity”(多動性)つまり”H”がない障害名です。”ADHDの多動性がないもの”や”ADHDの注意優勢型”言われることもあります。

多動性があるとわかりやすく表に特性がでるため、小さい頃にすぐに障害が発覚しやすいのですが、ADD(注意欠如障害)は特性がわかりにくく、子供の頃は見過ごされることも少なくありません。実際に息子の場合、高校を卒業する18歳までわかりませんでした。

ただ、小学校の頃から片付けや整理整頓ができないことを担任の先生に指摘されていました。私も息子が整理整頓ができないことは気づいていました。知的に劣っているわけではなく、むしろ賢い部類に入るほうなのに、なぜこんなことができないのだろう?と不思議に思っており、学校の先生も同じように不思議がっておられました。整理整頓ができないことを何度もしかりましたし、やり方を教えたのですが、それでもできなかったんです。当時は本当に不思議でした。けれども18歳の時にADDであることが判明してからは妙に納得しました。道理でできないはずだと・・・・。

今もそれは変わりません。一人部屋になってからの息子の部屋は恐怖でしかありません(笑)時々見かねて掃除をしたり、「一緒に片付けよう!」と言って一緒に片付けをします。障害なのですから仕方がないですよね。

私も一応ADHDなのですが、生活スペースの整理整頓はできるんです。私はしつけの厳しい母親によってかなり矯正されているようです。(精神科医談)生活スペースの片付けはできても、私の脳内は多動で高速フル回転しているため、いつもごちゃごちゃしていて片付けられません。このブログも色々な話題で多岐にわたっているのもそのせいなのです。頭に浮かんでごちゃごちゃしたものを整理するために紙に書きだしてみるも、そのメモもかなりの量になり、結局何を思い付き、何をしたいか、何をまとめたいのか、整理しきれず、いつもすごいことになっています。頭の中は恥ずかしくて見せられません!!

ADHDあるある!それは・・・片付けられない

片付けられないといっても、人によってその内容は違うのですね。
ではここで、息子の片付けられない部屋をご紹介します。

こわいですね~。これがADDの国立大学生の勉強机です。勉強とは関係のないものもありますね。
見つけられますか?ベルトやボタンとかありますよ~。信じられません。化学の教科書があるのは、さすが化学を学ぶ大学生って感じです。これをさらに拡大してみると・・・

なんじゃこりゃ~!消しゴムのカスが山盛りです。気持ち悪い・・・誰か助けてください。。。これでは勉強できませんよね???

次にこたつテーブルです。(息子の部屋には勉強机とこたつがあります)

真ん中の黒い長方形のものはパソコンです!物置になってますね~(笑) 

薬やいろんなものが散乱しており、勉強できる様子はありませんが、一応勉強用に使用してるんですよ。不思議ですね~。

次に部屋の片隅に登場していただきましょう。

部屋の片隅には、カバンの山。使用するときにこの山の中からゴソゴソと取り出して使っているみたいです。カバンの中に汗拭きシートが転がっています。いつのものなのでしょうか・・・こわい!

もっとこわいものをご紹介します。こちらも部屋の片隅。どうやら、フワフワの生き物を飼育しているようです。掃除をしたのはいつなのでしょうか?

片付けられないADHDの特性を見える化するとこんな感じです。私の頭の中もゴミ山みたいなもので、似たようなものですけどね。

ですが・・・ADHDってこの特性が見事に才能になることもあるので、一概に悪いことではないんですよ。できないことはできないでいいんです。できる人にやってもらいましょう。ADHDの人は、その才能を自分のできることで発揮すればよし!温かく見守ってくださいね。

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